処女はお姉さまに恋してる ~2人のエルダー~


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2010年8月15日 (日)

ケイリ・グランセリウス嬢聖誕祭記念!?

ある日の1コマ・その28

ケイリ・グランセリウス嬢聖誕祭記念!?

※2人のエルダーの登場人物が出てきますが、作品のネタバレ要素はありません…ないと思う…ま、ちょっと覚悟はしておけ~♪(おぃ!)。なので、まだ本編をやっていない人でも楽しめると思います。

「今日は、いったいどうしたんだい?」

待ち合わせ場所に到着して開口一番、彼女はそういった。

「ふふっ。あいかわらずね、ケイリ。ごきげんよう」

「ごきげんよう、ケイリ。今日は、せっかくだからケイリと一緒に行きたい所があってね」

学院から少しはなれた、とある駅前。千早と薫子はケイリを誘ってやってきた。

「ふふっ…二人はいったい何をしてくれるんだい?」

「え!?」

「いや、星の巡りでね、今日、二人が私のために何かしてくれると、そう出ていたのでね」

「ホントに!?占星術…恐るべし…」

「いや、薫子さん…たぶん違うと思います…」

「ふふっ、さすが千早だね」

「え?そうなの?」

「そうだよ、薫子。だって今日は私の誕生日だ。昨年も薫子たちが色々とお祝いをしてくれたのを、思い出してね。それで今日の呼び出しだ。何かあると思わない訳、ないじゃないか」

「あぁ、そっか」

「まあ、さすがにケイリが相手では、サプライズというわけには行きませんでしたね」

「しかし…なんでこんなところなんだい?昨年は寮の方でパーティーをしてくれたと記憶してるが…」

「ふふ~ん。それは着いてからのお楽しみね♪」

「なるほど。ここで話しては、無粋というヤツだね」

「それでは、参りましょうか」

・・・・・・

・・・・

・・

「ケイリ似合う似合う!」

「…これは…なにかな?」

「なにって…浴衣だよ、ゆ・か・た」

「いや…薫子、それは分かってる。なんで浴衣を着るんだい?」

「ふふっ、せっかくですので、『日本の夏』というものを、ケイリに満喫してもらおうかと思いましてね…」

「あぁ、そういえば、日本では夏に浴衣で過ごすのだったね」

「まあ、今じゃ普通は着てないんだけどね。でも、こういうときは今でも着るんだよね」

「こういうとき?」

「そっ。なんでケイリをここに呼んだのかっていうと、今日、この近くで夏祭りがあるんだ」

「夏祭り?」

「ケイリは、来たことありますか?日本の夏祭りに」

「いえ、話には聞いてましたが…。そうですか、夏祭り…」

「そっ。カキ氷にリンゴ飴にアンズ飴にたこ焼きにお好み焼きに焼きそばに焼きとうもろこしにイカ焼きに、最近はケバブとかトッポギとか、外国のもあるよ♪」

「…薫子さん…」

「うん?どしたの千早」

「いえ…なんでもありません…(みごとに全部食べ物なんですけど…)」

「ケイリは行きたいところ、ある?」

「そうですね…話に聞く『金魚すくい』というものをしてみたいですね」

「よっしゃ!あたしの華麗なポイ捌きを見せちゃる!」

・・・・・・

・・・・

・・

「あはは…」

「…薫子…」

「おっかしいなぁ…子どもの時はバシバシすくってたんだけどなぁ…」

「ケイリの方が上手でしたね…」

「いうな~千早~!」

「うん?あれは何かな、薫子?」

「うん?あぁ射的ね。あのコルク銃で的になってる景品を撃ち落すと、それがもらえるんだ。よし!やってみよう!」

・・・・・・

・・・・

・・

「…………」

「どうしたんだい?薫子」

「…まさか…射的でPS○を落とすなんて…」

「…あはは…お店の方の顔…青ざめてましたね…」

「なにかいけないことでもしてしまったのかい?」

「いや!ケイリは悪くないの。ただ、まさかって事態が起こっただけだから…」

「そうなのかい?おや?あの子どもが持っている白いかたまりはなんだい?」

「あぁ、あれはわた飴だよ。食べてみる?」

「食べ物なのかい?」

「ええ。ザラメという砂糖の一種を溶かして…」

「ああ、まどろっこしい事は抜き!食べてみれば分かるわ」

「ふふっそうですね」

「ちょうど時間もいい頃だし、いろいろなものを食べてみようよ」

「そうだね。薫子のオススメに任せるよ」

「よっしゃ!あたしに任せてよ!」

・・・・・・

・・・・

・・

「う~ん…苦しいよぉ…」

「あんなに食べるからですよ…薫子さん…」

「うん。でも美味しかったよ」

「そう?ケイリが喜んでくれたのなら、いいや」

「あっ薫子さん、そろそろ…」

「え?あっ!マズイ、もうこんな時間か!?」

「うん?あぁ、結構な時間だね。そろそろ帰途に着くというわけかい?」

「いや、そうじゃないんだ」

「これからがメインイベントなのよ。ケイリ」

「えっ?」

「ほら!こっちこっち!はやくはやく!」

「薫子さん…さっきまであんなに苦しんでいたと思っていたら…」

「ふふっ薫子らしいね。千早、行こう」

・・・・・・

・・・・

・・

「ここは…」

「河川敷とでも言えばいいのかな?」

「いや…薫子、そうではなくて…なんでこんなところに?」

「ほら、ケイリ。始まるよ!」

「えっ?」

ヒュー……ドドーン!

「………」

「やっぱ、夏祭りといったら花火よね!」

「………」

「…先日TVで花火職人さんの事を特集していてね。日本の打ち上げ花火に使われている火薬は、『星』と呼ばれているそうなの。それを見ていたら、ケイリの『夜に在り、数多星々を司る星の王女』って、なにか花火を連想してね…」

「なるほど…花火の王女というわけですか…」

「どう?ケイリ。日本の花火は?」

「そう…綺麗だね…知識としては知っていたけど…なんていったらいいのか分からない…」

「そう…喜んでもらえてよかった…」

「だめだよ、千早。こういうときに言うのはコレよ。『たまやー!』」

「ふふっそうですね。『かぎやー!』」

「えっ?なんだいそれは?」

「えっと、確か江戸時代の花火職人にですね…」

「だーかーらー!そういうまどろっこしいのは抜き!ほら、ケイリも叫べばいいの。『たまやー!』」

「そうですね。『かぎやー!』」

「ふふっなにか分からないけれど、楽しそうだね。『たまやー!』」

八月十五日…いろいろな思いのある日ですが、皆さんにとって、よい夏の日でありますように…。

あとがき

というわけで、ケイリ嬢の聖誕祭SSです。いかがでしたでしょうか?おとボク初心者Aです。

今日は、東京湾岸にある逆三角形のでっかい斉藤さんの所へ行かれていた方も多かったかもしれませんが、体調は大丈夫でしょうか?

今回の聖誕祭SSは、当初、書くつもりはなかったのですが、今日の昼ごろ、ある方と話をしていた際に、ふとネタが落ちてきたので、ザーッと書いてみました。

その様な突貫工事のSSなので、色々不具合があったかもしれませんが、ご了承下さい。

あいかわらずめちゃくちゃな文ですが、楽しんでもらえたらうれしいです。以上、おとボク初心者Aでした。

追伸。まとめサイト「作品リスト」への掲載OKです。よろしくお願いします。

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