処女はお姉さまに恋してる ~2人のエルダー~


  • おとボク『2人のエルダー』2010年6月30日エルダー選挙の日に発売です! 『処女はお姉さまに恋してる ~2人のエルダー~』2010年6月30日発売予定!
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2010年4月

2010年4月23日 (金)

かんせ~い♪

おボク様がみてる?11用のSS本の製本完了しました~♪

タイトルは…『瑞穂演義』

201004232102000

携帯で撮ったので、画像が良くないですが…表紙の『姉』の文字が目印です♪

その文字にかかってる二本の剣は、劉備が持っていたといわれる『雌雄一対の剣』をモチーフに書いてみました。

(ゲームに出てくるものは、柄のところから布がヒラヒラ~っと出てるんですが、うまく描けなかったので省略しました…^^;)

しかし、『雌雄一対の剣』って、お姉さまの為にあるような名前ですねぇw

会場でお待ちしてますので、もしよろしければお手に取ってください!

にゅうがく!

これで私も女学院の一員ですわ♪

Sidcard_2

公式サイトで発行できますので、皆さんも是非♪

2010年4月20日 (火)

「おボク様がみてる?11」参加決定

恵泉女学院選挙委員会よりメールが着ました~。

「Undutifulness」のスペースは…No ボ9 になりました~。^^b

「ボ9」ですので、「ボク」と覚えてくださいw

一緒に添付されていた会場図をみると、おボク様スペースの、ど真ん中辺りに位置する形です。

そんなわけで、当日は、よろしくおねがいします。

といっても、モノがなきゃ話にならんわけですが…^^;

まあ、先日の土日でヘーコラ進めて、あとはホチキスで製本を残すのみです。

このために東急ハンズで買って来た、中綴じホチキスが、うなりをあげるじぇい♪

って…本当はその土日で終わらせたかったんですけどね…。

コピー失敗したり、コピーした紙を折る方向間違えたり、そんなことやってる間に時間が…orz

まあ、今日明日中にホチキス止めする予定ですので、完成の報告もすぐ出来るかと思います。^^b

2010年4月14日 (水)

とりあえず完成

とりあえず、今回の「おボク様がみてる?11」用のSS本の素文が完成しました~。

このあと、校正とかを、ちょこちょこやって、表紙やその他を作って…まだまだ、やることたくさんあるなぁ…^^;

挿絵は、むずかしいかなぁ?

とりあえず、新刊は、これで目途がつきましたので、5/3には持っていけそうです^^b

2010年4月 8日 (木)

オンリーイベント『おボク様がみてる?11』

2010年5月3日に行われる、おとボクオンリーイベント『おボク様がみてる?11』に、参加申し込みいたしました~♪
公式サイトはこちら

当落は、まだ分かりませんが、参加できるようになりましたら、またSS本を持っていくつもりです。
今回は、『三○志11』とのコラボSS『瑞穂演義(仮)』です。

まだ作成中なので、ちゃんと完成できるか分かりませんが…^^;

とりあえず、今の所出来ているプロローグを、ちょっとだけご紹介…
(文章は、まだ作成中のものなので、実際に出来上がったものとは違う事もあります)

****

「さあ始まりました!!コラボ企画第3弾!!『瑞穂演義』。お姉さまは中華統一を果たせるのか!?それとも…」
「………」
「あ…あれ?…瑞穂ちゃん、いつものツッコミは、どうしたの?」
「いや…もう何でもいいかなって…」
「なによ~。いまからそんなんじゃ、大陸制覇なんて出来ないわよ!?」
「はぁ…わかったよ…。それで今回は、何なの?」
「ふっふっふ…よくぞ聞いてくれました!!今回は満を持して、某三国志シミュレーションゲームよ!!」
「ふ~ん…そうなの」
「あ…あれ?…瑞穂ちゃん、もうちょっとノリが良くても良いんじゃない?」
「なんで?」
「いや…だって、このコラボ企画の根本は、このゲームを使った架空戦記の動画を見たことから始まっているんだから…」
「あぁ、そういえば、前にそんなこと言ってたね」
「ったく…」
「あれ?でも、その時に『三国志だったらほぼパクリだなぁ』って言ってなかったっけ?」
「うぐっ…余計な事だけ覚えてるんだから…。まあ、その辺りは、作者のネタ切れってことでしょ。それに『パクリ』とか言ってたとき、実は、このゲームを持ってなかったから、できなかったってのもあるんだけどね…」
「それで、今回は?」
「ずっとPC版の廉価版が出るのを待ってたんだけど、いい加減出そうもないってんで、PS2版を買ったのよ。まあ、また前とは別の、とある架空戦記動画に影響されたんだけどね」
「…そんなのでいいの?」
「いいのよ!!そんじゃ三国志の世界へ、しゅっぱ~つ!」

****

いかがでしょうか?
また、既刊のコピー本も少し持っていく予定です。
参加できましたら、よろしくおねがいします。^^b

ごあいさつ

サークル「Undutifulness」の、お知らせブログを作ってみました。
ども。初心者Aと申します。
なんか勢いで作ってみたりなんかしちゃいまして…。

今後、何かしらのお知らせがあれば、こちらに載せてみるつもりです。
…というか、このご挨拶で最後になる可能性もありますが…^^;

瑞穂立志伝Ⅴ

オンリーイベント『おボク様がみてる?10』にて、作ったコピーSS本。
前作のコピー本に続き、某ゲームとのコラボ作品

****

「さあ!!始まりました!!コラボ企画第2弾!!『瑞穂立志伝Ⅴ』。お姉さまは『天下一』の称号が取れるのか!?それとも…」
「ちょっ!?ちょっとまりや!!いきなりまた何を始めてるの!!」
「うん?何って、瑞穂ちゃんやあたしたちが、某戦国リフエイションゲームの五作目の中で『天下一』の称号を目指そう!って事なんだけど?」
「だから、何でそんな事に!!」
「あぁ、それは作者の単なる思いつき。本当は前回の作品で使用したゲームの続編が出るから、それでSSを書こうかな~?って思ったみたいなんだけど、イベント直前の販売なもんで、とてもじゃないけど間に合わないってんで、急遽、このゲームにしたってわけ。まあ、PSPで先日、リメイク版が出たばっかでもあるし、いいかな~って感じでね♪了解?」
「まあなんとか…でもどっかで聞いたような感じだし…それに続編だのイベントだのって…なんの事…?」
「そりゃ、イロイロとね!その辺はオトナの事情って事で!エヘッ♪」
「『エヘッ♪』じゃないよ…全く…」
「そんじゃ、戦国の旅にしゅっぱ~つ!!」

****

続きは、オンリーイベントの「Undutifulness」のスペースで!

宮小路瑞穂の野望 ~革新PK~

オンリーイベント『おボク様がみてる?9』にて、作ったコピーSS本。
(オンリーイベント初参加作品)

****

「さあ!!始まりました!!『宮小路瑞穂の野望~革新~PK』。お姉さまは天下を統一できるのか!?それとも…」
「ちょっ!!ちょっとまりや!!いきなり何を始めてるの!!」
「うん?何って瑞穂ちゃんやあたしたちが、某戦国シミュレーションゲーム上で天下を統一しようってことだけど?」
「…だから…なんでそんなことを…」
「あぁ。それは作者の単なる思いつき。いままで作者が書いていたSSのタイトルに、この某戦国シミュレーションゲームの歴代タイトルをつけていたこともあるけど、某動画投稿サイトで瑞穂ちゃんや色々なキャラによる三国志攻略動画を見た作者が、自分もやってみたいなぁって思ったわけ。でも三国志だったらほぼパクリだなぁってんで、こっちのゲームにしようかと思ったんだけど、まあこっちのゲームも色々な動画がアップされているから、いまさら感は強いんだけどね。でも動画を録画したり編集したり、さらにはサイトにアップしたりなんてのは、作者の技術Lv的にムリだからって、SS形式にしたんだってさ。それにそれぞれの動画も、実際の内政や戦闘画面より、紙芝居の方がメインなわけだし、そこの部分だけでいいんじゃないかって…まあ都合のいい言い訳だけどね」
「………orz」
「ってことで、戦国の旅にしゅっぱ~つ!!」

****

続きは、オンリーイベントの「Undutifulness」のスペースで!

翼を継ぐ者たち ~Another Episode~

C77で、『むげんれんさ』さんの本に参加させていただくことになり、書かせていただいた作品。

****

「院内放送?」

 あの、とんでもない遺言により恵泉女学院に転校をして、もう一ヶ月が過ぎた。
 わけもわからぬままにエルダー候補として挙がり、そして興奮の坩堝となった選挙も終わり、一息ついた、とある休日の朝。
 食堂で、瑞穂・まりや・奏・由佳里の四人が、朝食を取っていたときに、まりやから、「そういえば、瑞穂ちゃんにお願いしたい事があるって話がきてね」と話しだした。

 曰く、「院内放送に出演して欲しい」との事。

****

続きは、『むげんれんさ』さん発行の『お姉さまのアップルパイ』にて。
私の作品の他、面白い作品満載です!

おとボク替え歌アワー

なんとなく浮んだ、おとボクを題材にした替え歌
(リンク先は『SS投稿掲示板@おとボクまとめ』です)

その1 
曲目リスト
1.「はいからさんが通る」より。「お姉さまが通る」
2.宇宙戦艦ヤマト「真っ赤なスカーフ」より。「真っ赤な……」
3.「酒と涙と男と女」より。「酒とまりやと瑞穂と紫苑(&貴子)」
  ※まりやさん中心。本編終了後と思ってください。かなりめちゃくちゃ作ってますのでご注意!
4.「みっくみっくにしてあげる」より。「みずほみずほにしてあげる」
(+おまけ)

その2
曲目リスト
1.「とんちんかんちん一休さん」より。「とんちんかんちん一子ちゃん」
2.「ルパン三世その2」より。「紫苑さま あのヨダ」
3.「アレアレ アラレちゃん」より。「はや!?はや!? 奏ちゃん」
4.「キテレツ大百科・お料理行進曲」より。「ゆかりん行進曲」

ある日の1コマ

『SS投稿掲示板@おとボクまとめ』に投稿している作品

おとボクの中で、あったかもしれない小ネタ?
おとボクのエピソードの後日談を登場人物たちが話したら?
また『MFCの野望』のサブエピソード?
そんな事を妄想して出来たシリーズ。

(リンク先は『SS投稿掲示板@おとボクまとめ』です)

その1 おとボク寮生メンバーの雑談1
その2 おとボク寮生メンバーの雑談2
その3 おとボク寮生メンバーの雑談3
その4 おとボク上級生メンバーによる後日談1
その5 おとボク上級生メンバーによる後日談2
その6 おとボク上級生メンバーによる後日談3
その7 貴子さんEDの後日談。貴子さんとまりやさん1
その8 貴子さんEDの後日談。貴子さんとまりやさん2
その9 スペシャルエピソード『卒業旅行に行きましょう!』の上級生メンバーによる後日談1
その10 スペシャルエピソード『卒業旅行に行きましょう!』の上級生メンバーによる後日談2
その11 スペシャルエピソード『卒業旅行に行きましょう!』の上級生メンバーによる後日談3
その12 『おとボク』もしもシリーズ(?)1
その13 『おとボク』もしもシリーズ(?)1の続き
その14 『おとボク』もしもシリーズ(?)2
その15 『おとボク』もしもシリーズ(?)2の続き
その16 『おとボク』もしもシリーズ(?)3
その17 『おとボク』もしもシリーズ(?)4
その18 『おとボク』2007年を振り返って
その19 『MFCの野望』おまけEP
その20 スペシャルエピソード『卒業旅行に行きましょう』でのもしもシリーズ(?)
その21 『おとボク』もしもシリーズ(?)5
その22 『おとボク』もしもシリーズ(?)6
その23 『おとボク』もしもシリーズ(?)7
その24 『おとボク』もしもシリーズ(?)8

2010年4月 7日 (水)

MFCの野望・瑞穂創世

『SS投稿掲示板@おとボクまとめ』に投稿している作品
「MFCの野望」「MFCの野望・瑞穂群雄伝」「MFCの野望・瑞穂風雲録」
「MFCの野望・瑞穂覇王伝」「MFCの野望・瑞穂天翔記」
「MFCの野望・瑞穂将星録」「MFCの野望・瑞穂烈風伝」
「MFCの野望・瑞穂嵐世紀」「MFCの野望・瑞穂蒼天録」の続編

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「…他に意見などはございませんか?それでは本日は、この辺りで会議を終了したいと思います。最後に社長、何かございますか?」

春の暖かな陽気から初夏へと移りつつ、新入社員もそろそろ仕事に慣れ始める頃。
GWの連休も過ぎた会社では、前年度の決算などの分析も出揃い、今後に向けた経営会議などが行われている

「そうですね…先ほど示された経営戦略に関しては、細かい修正の必要はあるかと思いますが、大筋、この方向で進めていってよいのではないかと思います。それといくつかの部署から出ました懸案事項については、もう少し議論の必要があるかと思いますので、それぞれの部署に持ち帰り、次回の会議までに意見を詰めておいてください。それではお疲れ様でした」

この様な会議は、もちろん、鏑木テクスタイルプランニングでも同様であった。
どちらかというと、チーフデザイナーである御門まりやのインスピレーション(悪く言えば、暴走)による戦略であったり、社長室長である厳島貴子による冷静な分析であったり、社長である鏑木瑞穂による直感的な戦術眼であったりと、この三名の主導によって経営戦略が進められることが多いのだが、もちろんこの三人だけでは会社経営は成り立たない。

特に社長である瑞穂自身が、その点について常に意識をしており、広く社内に意見を求めている。
これは単純に三人による会社の私物化という批判を回避することだけではなく、出来る限り様々な意見を求め、視野を広くすることで、様々な戦略プランを作れるようにとの考えからである。
また常に何か意見を言えるように、瑞穂宛の社内メールや社内ブログなども行っている。
さらに各部署の総意としての意見や部署ごとの横の繋がりがうまく機能できるよう、部長級会議なども随時行われ、活発な意見交換が行われている。

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MFCの野望・外伝Ⅳ

『SS投稿掲示板@おとボクまとめ』に投稿している作品
「MFCの野望」シリーズの外伝その4

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「…あぁ…わかってた事とはいえ、やっぱり寂しいなぁ…」
誕生日直前の休日。いつもであるなら瑞穂の家でみんなが誕生日のお祝いをしてくれるのだが…。
「…こんな気持ちになるなら、奏ちゃんが誘ってくれた時に受ければよかったかなぁ…」

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MFCの野望・瑞穂蒼天録

『SS投稿掲示板@おとボクまとめ』に投稿している作品
「MFCの野望」「MFCの野望・瑞穂群雄伝」「MFCの野望・瑞穂風雲録」
「MFCの野望・瑞穂覇王伝」「MFCの野望・瑞穂天翔記」
「MFCの野望・瑞穂将星録」「MFCの野望・瑞穂烈風伝」
「MFCの野望・瑞穂嵐世紀」の続編

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新しい年を迎えた鏑木家…。
毎年いろいろな意味で波乱を巻き起こす幼馴染みの来訪を明日に控え、今年こそは平穏であるようにと、庭から見えるご来光に願いをこめていた時、横から思わぬ言葉が飛び出した。

「瑞穂さん。私、今年は免許を取りたいのです!」

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MFCの野望・外伝Ⅲ

『SS投稿掲示板@おとボクまとめ』に投稿している作品
「MFCの野望」シリーズの外伝その3

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ど~も!高島一子です!
早いもので瑞穂お姉さまが聖應を卒業されて数年が経ってしまったのですね~。
そんなことを思う私の最近の興味は、瑞穂お姉さまと紫苑さまの間に早くお子様が授からないかな~という事ですねぇ。
お二人のお子さんなら、きっとかわいいに決まっていますから!

えっ?一子ちゃんは昇天したのではなかったのか?ですって?
ええ!そうなんです!私もそう思っていたのです!
ところがですね。昇天した!と思ったらですね、寮にいた私というのは、いわゆる『残留思念』ってヤツだそうで、本当の魂は22年前…じゃなくて…えっと、それから何年経ってるんでしたっけ……まぁ、あの時にちゃんと昇天されているというのです!
それじゃあここに居る私はなんなのですかぁ!ってことになるのですが、聞くところによると、人が亡くなる時に何かしらの強い想いなんかがあると、それが魂とは別に現れてくるのだそうです。
それこそ恨みだとかそういうもので呪い殺す!なんていうのも、悪い方の意味での強い想いなのかもしれませんね。
それで私の場合は『幸穂お姉さまに会いたい!』という強い想いが、残留思念として、魂とは別で形作られたのだそうです。
なので、この私、つまり残留思念の高島一子は、高島一子本体の魂ではない為に、いわゆる転生の対象ではないのだそうで…。
それに実際の高島一子本体の魂(なんか変な言い方ですねぇ)は、すでに転生しているらしく、その魂に合流するというわけにも行かないのだそうです。
(なんでダメなのかは…一応説明してもらったのですが、さっぱり分かりませんでした…^^;)

じゃあこの私(残留思念の高島一子)はこの後どうなるのですか?っていう事になるのですが、想いというのは受け継がれていくものらしく、それは残留思念というものではなくても、色々な形で存在していくものなのだそうです。

そしてこの私が神様(それともマリア様かも?)に言われたものが…

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MFCの野望・外伝Ⅱ

『SS投稿掲示板@おとボクまとめ』に投稿している作品
「MFCの野望」シリーズの外伝その2

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「さてと…、これでおしまい…。今週もなかなか疲れましたわね…」
週末…。人気の無くなったオフィスで、ふうっとため息をつきながら後片付けを進める。
窓から見える他の建物の明かりも、かなり暗くなっていた。
「…もうかなり遅い時間になってしまっているようですね…」
ふと時計に目をやると、まもなく日付が変わる時刻をさしている。
しかし、後片付けを進めていた彼女は、帰り支度をした所で、新たに個人のモバイルパソコンを取り出した。
「…さて…今週はいかがいたしましょうか…」

・・・・・・
・・・・
・・

コンコン…
「貴子さん。ちょっと良いでしょうか?」
週があけた月曜日。瑞穂は今週の予定等の確認の為に室長室を訪れた。

コンコン…
「貴子さん?…いないのかな?」
ドアノブに手をかけると、何の抵抗も無く扉が開いた。

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MFCの野望・瑞穂嵐世紀

『SS投稿掲示板@おとボクまとめ』に投稿している作品
「MFCの野望」「MFCの野望・瑞穂群雄伝」「MFCの野望・瑞穂風雲録」
「MFCの野望・瑞穂覇王伝」「MFCの野望・瑞穂天翔記」
「MFCの野望・瑞穂将星録」「MFCの野望・瑞穂烈風伝」の続編

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暦の上では秋となっても、まだ日本列島には厳しい残暑が続いている。
街を行きかう人々の表情には、この暑さによるものであろう、疲労や翳りが見られる。
そんな厳しい残暑は、緑の多い、この鏑木家においても同様であった。
その鏑木家の庭にたたずむ紫苑の表情には、少し翳りのようなものが見られる…。

しかし、その翳りの原因は、この暑さとは別の出来事であった…。
「奏ちゃん…」
どの位の時間、思いをめぐらせていたのであろう。
紫苑は、後ろから心配げな声を掛けられるまで、その場に立ち竦んでいた。
「…紫苑さま…この強い日差しの中、長い間外におられますと、お体に障ります…。そろそろお屋敷の中に…」
「あっ…楓さん…ご心配をおかけして申し訳ありません…。少し考え事をしていたもので…」
「…考え事…ですか…?…もし差し支えなければ、どのような事か、お聞かせいただけますでしょうか?」
「はい…。先日、奏ちゃんとお話をさせていただいたのですが…」

・・・・・・
・・・・
・・

「ほら、朝なのですよ~。夏休みだからって、お寝坊さんではいけないのですよ~!」
「お外に遊びに行くときは、帽子をかぶらなきゃダメなのですよ~。日射病になっちゃうのですよ~」
「こら~!ケンカはダメなのですよ!みんな仲良くしなきゃダメなのですよ!」

暑い日差しの中、建物内に大きな声が響き渡る。
ここは鏑木家が維持運営をしている児童養護施設。今日もわんぱく盛りの子供たちと共に、奏の走り回る姿が見られる。
学校も夏休みに入り、日中も施設内で遊ぶ子供たち。
その遊び相手をしたり、世話をしたり、子供たち皆の家事をしたりと、いつも以上に忙しい毎日を過ごしている。

そんなある日、紫苑は奏を訪ねたのであった。

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MFCの野望・瑞穂烈風伝

『SS投稿掲示板@おとボクまとめ』に投稿している作品
「MFCの野望」「MFCの野望・瑞穂群雄伝」「MFCの野望・瑞穂風雲録」
「MFCの野望・瑞穂覇王伝」「MFCの野望・瑞穂天翔記」
「MFCの野望・瑞穂将星録」の続編

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「…以上をもちまして、本年の株主総会を終了とさせていただきます。皆様、足をお運びいただきまして、真にありがとうございました…」

6月…
梅雨の晴れ間にのぞく太陽は、もう夏の陽ざしを感じさせる。
そんな陽気の中、ある建物の中から続々と人が出てきている。
また建物の中からはマイクを通した声が流れ続けている…
「…皆様、足をお運びいただきまして、真にありがとうございました…」

ここは鏑木グループ内の、とあるイベントホール。
今日は、この会場を使用し、瑞穂が社長を務める鏑木テクスタイルプランニングの株主総会が行われていた。
しかし、株主総会といっても、瑞穂が社長を務める鏑木テクスタイルプランニングは、鏑木グループ傘下の会社であり、大株主はグループ本部や金融部門の会社などグループ内の関連企業が占めている。
また、瑞穂自身も全体の株式の何割かを所持しており、その上、株式自体も非公開であるため、他社の株主総会などの話に聞く、進行を妨げるような行為が行われたり、敵対的な買収などが行われたり、経営陣に対しての多数派工作が行われるなどといった、喧々諤々な雰囲気はなく、例年スムーズな運営が行われている。
もちろん、それは会社の順調な成長と公明正大な経営が行われているからである。
しかし、そういう穏やかな雰囲気ではあっても、株主への経営方針などの説明、瑞穂など取締役の信任、その他、質疑応答などが行われ、瑞穂には緊張の為か、顔にすこし疲労の色がのぞいていた。

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MFCの野望・瑞穂将星録

『SS投稿掲示板@おとボクまとめ』に投稿している作品
「MFCの野望」「MFCの野望・瑞穂群雄伝」「MFCの野望・瑞穂風雲録」
「MFCの野望・瑞穂覇王伝」「MFCの野望・瑞穂天翔記」の続編

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「う~ん…」
ソファーに座るその姿は、絵画や物語に出てくる貴婦人を彷彿とさせる。
宝石を連想させる亜麻色の長い髪…上質の陶磁器の様な肌…。
悩ましげな表情を浮かべ、何かを思案している様子であるが、その立ち振る舞いも美しく、おそらくほとんどの人間が、その姿に魅了される事であろう…。
しかし、当の本人は、自分のその様な自分の姿を、ただ情けないと感じているのであった。

その傍らに、1人の女性が近づいてきた…
「何を…お考えになっているのですか…?」

その声に、微笑を浮かべて振り向く…
「ふふ…ちょっとね…紫苑…」

ここは鏑木邸の一室。
都会の喧騒から遠く離れ、庭に面する窓から新緑の風が薫り、日差しは初夏の陽気を感じさせる。
そんな空気の中で思案に暮れていたのは、鏑木家嫡男で鏑木テクスタイルプランニング社長である鏑木瑞穂。
その傍らで、瑞穂に声をかけた女性は、その妻である紫苑。

「なにか随分、考えてらした様ですけれども…どうなされたのですか?」
先ほどまでの瑞穂の様子に、紫苑は少し心配な表情を浮かべていた。
そんなに心配されるような事を考えていたわけではないので、逆に瑞穂は気恥ずかしさを感じてしまうくらいであったのだが、瑞穂を見つめる紫苑のその眼差しは、全てを見通されてしまいそうな雰囲気を持っており、適当な誤魔化しなどは通じそうにない。
あまり気は進まなかったが、紫苑に話すことで何か良い案も浮ぶかもしれないと、瑞穂は考えていたことを正直に話すことにした。
「えっと…実はまりやの誕生日のことで…」

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MFCの野望・外伝

SS投稿掲示板@おとボクまとめ』に投稿している作品
「MFCの野望」シリーズの外伝

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5月のある日…。
「貴子ちょっといい?」
貴子のもとにまりやが尋ねてきた。
「あら?まりやさん。なんの御用ですか?」
「うん。瑞穂ちゃんのことなんだけど、この週末、瑞穂ちゃんの予定って空いてるのかな?」

まりやが瑞穂本人ではなく貴子に尋ねるのは、貴子が社長室長であるため、社長である瑞穂のスケジュールを一手に取り仕切っているからである。
そしてそれが休日であったとしても、万が一に備え、緊急時にすぐ連絡が取れるようにするため、瑞穂は貴子に、どこにいるか、どこに出掛けるかといったことを伝えているのである。
もちろん当日、急に出掛けるという事もあるが、その際も瑞穂は貴子に連絡を入れている。
そんなこともあり、細かい予定は場合によっては瑞穂本人よりも、貴子の方が良く知っているという事もあるのだった。

「えっ?今週末ですか? 12日が土曜日ですから、瑞穂さんの誕生会を行うという計画のはずでしょう?」
まりや自身が誕生会の企画をしたはずなのに、なぜそんな事を聞くのか不思議そうな貴子。
そんな貴子の様子を見て、まりやは自分の質問の仕方が悪かったことに気がつき、訂正をした。
「あっ週末って言い方が悪かったわね。土曜のことでは無くて、日曜日のことなの。瑞穂ちゃん何か予定があるようなこと言ってたかな?」
「日曜日ですか…いえ特に聞いていませんね。おそらく前日がめちゃくちゃなことになると考えて、家でゆっくりするつもりではないでしょうか?」
例年の誕生会や先日の紫苑の誕生会のことを考えると、おそらくそういうつもりであろう事は想像に難くない。

そう考えている貴子であったが、貴子の答えを聞いたまりやが、なにか満足げな表情を浮かべていることに気がついた。

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MFCの野望・瑞穂天翔記

『SS投稿掲示板@おとボクまとめ』に投稿している作品
「MFCの野望」「MFCの野望・瑞穂群雄伝」「MFCの野望・瑞穂風雲録」
「MFCの野望・瑞穂覇王伝」の続編

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高速道路を滑走する乗用車が1台…
運転をするのは鏑木テクスタイルプランニング社長である鏑木瑞穂。
その横の助手席に座っているのは、社長婦人の紫苑。

「せっかくのお休みなのに、運転させてしまいまして、申し訳ありません」
「良いんですよ。紫苑と一緒なら僕も楽しいですしね。でもまさかあの2人がこんなことをしてくれていたとは思ってもいませんでした…」
「本当に…貴子さんとまりやさん…お二人に感謝しないといけませんね…」
そんな会話をしながら乗用車は温泉街へ入っていった。

先日行われた紫苑の誕生会の際に、「たまには瑞穂さんと2人で旅行にでも行きたいですね」と紫苑が話したことを貴子が覚えていたらしく、この大型連休中の予定を調整し、まりやが宿泊先などの手配をしてくれていた。
そして先日、「瑞穂ちゃんの誕生日にはちょっと早いけど、二人でゆっくりしてきなよ!」とチケットを渡してくれたのだった。

「え~っと…この辺りだと思うのですが…」
ナビの『目的地周辺です』という案内を確認し、左右を見ながら車を走らせる瑞穂。
「あっあれではないですか?」
紫苑が指し示す先に、由緒ある雰囲気を感じる旅館が現れた。
「え~と…ああ、そうですね。ここのようです」
まりやからもらった旅館のパンフレットを取り出し、同じ外観であることを確認して車を建物の入り口に回していった。

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MFCの野望・瑞穂覇王伝

『SS投稿掲示板@おとボクまとめ』に投稿している作品
「MFCの野望」「MFCの野望・瑞穂群雄伝」「MFCの野望・瑞穂風雲録」の続編

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「う~ん…いまいち…」
ぺら
「う~ん…これもありきたり…」
ぺら
「う~ん…これも似たようなデザインね…」

ここは鏑木テクスタイルプランニング内の一室。
なにかが描かれた紙を睨みつけながら、いろいろと批評しているのは、この会社のチーフデザイナー御門まりや。

「ふう…事業拡大といって新しく何人かのデザイナー志望の新入社員を雇ったといっても、こういう感じじゃあ…即戦力とはいかなそうね…」
いま、まりやが見ていたのは、内定が決まった今年度のデザイナー採用の新入社員に対して、入社までに仕上げるようにと、まりやが彼らに与えた課題、デザイン案のラフ画であった。

「皆、デザイン学校や美大でしっかり勉強してきた優秀な人材ですよって貴子が言ってたけど…当たり障りのない…なんていうか…小さくまとまっているって感じで、それぞれの個性ってのが見えないなぁ…やっぱしセンスとかインスピレーションってのは、教えても身につくものではないってことなのかなぁ…」
見ていたラフ画を机の上に放り投げて、大きく伸びをするまりや。

「う~ん…これは一つ、己の殻を突き破らせるような何かが必要になってくるのかなぁ…」
(その何かとはなんだろう…そしてそれを彼らは見つけられるのだろうか…それとも自分がその何かを与えるべきなのだろうか…では、もし与えるとすればそれは何?…経験?…いや違う…そういうものは後からいくらでもついてくる…なにより経験といったら自分もそんなに多いほうではない…となると各自のインスピレーションを刺激するような…)
天井を見上げながら、終わりの見えない思案にふけるまりやであったが、
「あっもうこんな時間。貴子に呼ばれてたんだっけ」
机の上の書類やラフ画などもそのままに、足早に部屋を出て行った。

****

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MFCの野望・瑞穂風雲録

『SS投稿掲示板@おとボクまとめ』に投稿している作品
「MFCの野望」「MFCの野望・瑞穂群雄伝」の続編

****

「ふう…やっと終わりましたね…」
「お疲れ様でした。社長」
社長室の自分の席に座って一息つく瑞穂に、紅茶を入れながら声をかける貴子。

「いくら父様の代理とはいっても、ああいう場は疲れますね…」
「まあ、それも今日で終わりですから…」

4月。新入生が新たな気持ちで新しい舞台に上がる時期。
そしてそのときに行われるのが入学式。それは聖應女学院においても同じことである。
そしてそこで行われる事といえば…

「まさか聖應にこういう形で戻ることになるとは思っても見ませんでしたよ…」
「ふふ、総裁の代理としての入学式のご挨拶、お疲れ様でした」

聖應女学院は鏑木グループによって運営されている。
そのため鏑木グループ総裁である慶行は入学式や卒業式に来賓として招待されており、また式において祝辞を述べることになっている。
もっとも慶行自身が来賓として行く事はなく、代理の人間が代わりに慶行からの祝辞を述べる事が通例になっている。
そして今年はその役を瑞穂が行うことになったのである。

「しかし…幼等部から大学までの入学式全てに代理出席することになるとは思っていませんでした…」
「まあ、通常ではそれぞれ別の者が行くのでしょうけれども、代理とはいえ総裁のご子息である瑞穂さんが行くことになったのですから、どこか一箇所だけというのは差別を感じる人も出てくるのではないかという声もありましたので…」
「確かにそうかもしれませんね。でも各入学式別の挨拶文が用意してあって助かりました…もし自分の言葉で…といわれても、なにを話したらいいかわかりませんでしたし…」
「あら、わが社での入社式の社長の挨拶は、すばらしかったと思いましたが?」
「そっそんなことないですよ。ただ思いついたことを話しただけですから…」
そんな会話が交わされている中、思わぬところで事態は動いていた…。

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MFCの野望・瑞穂群雄伝

『SS投稿掲示板@おとボクまとめ』に投稿している作品
「MFCの野望」の続編

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「そういえば、まりやさん。こんな要望が届いてましたよ」
貴子のこの言葉によって、それは始まった。
「うん?なになに…」
そこには「社長の和服姿がもっと見たい」「振袖とかはどうでしょう?」という要望が並んでいた。

「へ~。和服かぁ…」
「確かに和装というのは今まであまりしてませんでしたわね」
前回の羽織、袴姿を見て、続編を希望する声が結構集まった。
「う~ん…でも和服ってデザインする側としては、着物や帯の柄がメインでしょ?いろいろといじれないのがなぁ…」
「そうですね。基本の形というのがありますから…。その他には小物や髪型などでいろいろな表現をするといったところでしょうか?」
「うん。小物や髪型に力をいれるのもあるけど、やっぱり服にも力を入れたいなぁ」
「そうなりますと、前回のような男装でしょうか?戦国武将のような鎧兜で、とか…」
二人とも鎧兜姿の瑞穂を想像するが…
「…恐ろしく似合わないような…orz」
「…そうですね…これは違いますわね…orz」

その後、二人でいろいろと考えるが…
「和服ねぇ…振袖…浴衣…これらはいつでもできるから、そのときに置いておくとして、う~ん…大正女学生風…なんか違うなぁ…」
「あとは…舞妓さんとかでしょか…それもどうでしょうねぇ」
そのとき、まりやの脳裏に何かがひらめいた。
「あっそうだ!これなら形をいじれなくても、ちょっと面白そうだ!」
「なにかひらめきましたの?まりやさん?」
「ふふ~ん。ある意味今まで以上のものになりそうね」
不気味な笑い声をあげるまりやがそこにいた…。

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MFCの野望

『SS投稿掲示板@おとボクまとめ』に投稿している作品

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「それで前回分の推移はどうなっているの?」
「そうですわね…おおむね良好…といったところでしょうか」

ここは鏑木テクスタイルプランニング内の一室。
二人の女性がデータを見ながら真剣に話し合っている。
その二人とは、チーフデザイナーの御門まりやと社長室長の厳島貴子。
彼女らが議論している雰囲気は、なにか周りを寄せ付けない様なオーラが出ている。
しかし、その話し合っている内容はというと…
「ふふ~ん。やっぱり瑞穂ちゃんの人気は凄いもんだねぇ~」
「春物の新作品評会での姿ももちろんのこと、この所シリーズ化しているゴスロリファッションの方も、相変わらず根強い人気ですし…」
「うんうん。やっぱ瑞穂ちゃんはみんなのお姉さまでなきゃね!」
といった感じで、社長である鏑木瑞穂に着せた衣装に関する会議なのである。
もちろん衣装は女性物。
そしてその際に撮影した写真の売り上げ推移が出たので、今後に向けた話し合いがもたれているのである。

これは二人がメインとなって作られた組織における会議。
その組織を『瑞穂ちゃんファミリー倶楽部』(通称MFC)と呼ぶ。
このMFC、当初は単純に瑞穂を女装させるためにまりやと貴子が協力していたものが、その際に撮影された写真の一部を新作発表用に社内の者に見せたところ、「私にも譲って欲しい」「こういうものを社長に着てもらいたい」という社内からの要望が殺到。
その熱烈な支持を受け、組織化されたものである。
もちろんその存在は社長である鏑木瑞穂氏は知らない。

活動内容の基本は社長のブロマイド(もちろん女装)の製作。また要望があれば瑞穂グッズの製作も行っている。
この様なグッズを手に入れるためにはMFCへの入会および「社長には絶対にバラしません」という誓約が必要となっている。(その窓口は主に社長室長である貴子が行っている)
しかしその様な秘密組織であるにもかかわらず、社員のほとんどが入会しているという。
またこのグッズ展開は一部株主にも渡っているとの話もあり、株主優待特典に限定グッズが付属しているとの噂もある。
ちなみに株主優待限定グッズを手に入れるため、社員のほとんどが自社株を持っているという噂もある。

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